2011年2月28日月曜日

連載「PCゲームを持ち出そう!」。第33回はNDS用ミステリ

 PCゲームと関連のあるNintendo DS/PlayStation Portable用タイトルを紹介していく連載「PCゲームを持ち出そう!」。33回めとなる今回紹介するのは,2月21日にfonfunから発売されたニンテンドーDS(以下,NDS)用ミステリアドベンチャー,「刑事J.B.ハロルドの事件簿 ?殺人倶楽部?」(以下,殺人倶楽部DS)だ。


あのリバーヒルソフトの名作がNDSへ


 殺人倶楽部DSは,往年のPCゲーマーならその名を聞いただけでも懐かしさを覚えるであろう,リバーヒルソフトから1986年に発売されたPC-9801用のミステリアドベンチャー,「殺人倶楽部」(マーダークラブ)をリメイクした作品(そうか,その名を知らないどころか,まだ生まれていなかった4Gamer読者も多いのだろうなあ)。同社作品の版権を持つアルティの監修の下,fonfunから発売されたものだ(関連記事)。
 このPC-9801版殺人倶楽部は,J.B.ハロルドシリーズの第1作で,「マンハッタンレクイエム」「殺意の接吻」などにつながる作品。そのハードボイルドタッチのストーリー展開やグラフィックスで当時のゲームファンを魅了し,これまで,
携帯電話を含むさまざまなプラットフォームに移植されている。
 ちなみに,レトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」では,PC-9801版とX68000版(殺人倶楽部DX)が提供されている。

 プレイヤーは「J.B.ハロルド」という名の刑事となり,リバティタウンで起きた「ビル?ロビンズ殺人事件」の真相を解明すべく,関係者への聞き込みや証拠探しに奔走するのである。がんばろう!

PC-9801版殺人倶楽部のスクリーンショット。「懐かしい!」と感じたあなたは30代以上?

奇をてらわずにリメイクしつつ,より遊びやすいゲームに


 上に掲載したPC-9801版のものと比較すると分かるように,殺人倶楽部DSでは,(当然といえば当然であるが)登場人物などのグラフィックスがすべて新たに描き起こされている。とはいえ,画面構成やインタフェースは,PC-9801版の雰囲気を残しつつデザインされている。操作方法もPC-9801版と同様で,状況に応じて表示されるコマンドから選んでいくだけと,とてもシンプルで分かりやすい。当時遊んでいた人はもちろんのこと,初めて遊ぶ人もすぐに把握できるだろう。

 ストーリーは,リバティタウンにあるハウリントンカレッジで,ロビンズ商会の社長ビル?ロビンズの死体が発見されるところからスタート。プレイヤーは,先輩刑事のジャドからこの事件の捜査を引き継いだJ.B.ハロルドとなり,真相究明を目指すのだ。
 かなりのやり手として知られていた被害者なので,当初は怨恨による殺人かと思われたが,丹念に捜査を重ねるにつれ,物語は意外な方向へ展開していく。ネタばれになってしまうので詳しく書くことは控えるが,大まかにいうとこんな感じだ。


 ゲームの流れを説明しよう。
 事件の関係者に話を聞いたり,過去の事件の報告書に目を通したりすることで,足を運べる場所や話を聞ける相手が増えていく。ある人物に対する容疑が固まれば,検事から家宅捜査の許可が得られる。家宅捜査で重要な証拠を発見したら,鑑識に回して分析しよう。十分な証拠が揃ったら,逮捕して取調べを行える。証拠を突きつけて追い込むことで,新たな事実が判明することもあるはずだ。
 ゲームのメインとなるのは,なんといっても聞き込み。状況が変化するにつれ,同じ質問に対する答えが変わったり,質問できる項目が増えたりする。情報を得るためには,さまざまな場所に足を運び,何度も聞き込みをすることが重要なのだ。

 上で述べたように,基本的に殺人倶楽部DSは,PC-9801版のゲームシステムを踏襲したものとなっているが,NDSならではの要素もいくつか盛り込まれている。
 その一つがマップの移動。下画面(タッチスクリーン)をタップしたまま動かすことでマップをスクロールしたり,行きたい場所にスピーディに移動したりできるようになっている。あちこちに移動しながら情報を集めることがメインとなるので,タッチペンを使ってサクサク進められるのは快適だ。

 そのほか,ゲームの進め方を教えてくれるチュートリアル「キャサリンの手紙」,先輩刑事ジャドからヒントをもらえる「ジャドの手紙」といった,この手のゲームにあまり馴染みがない人にとって手助けとなる機能も用意されている。
 また,X68000版殺人倶楽部DXに追加された人物相関図も盛り込まれており,捜査を進めるにつれて自動的に図が埋められていく。ゲーム中に呼び出すことで下画面に表示されるので,思考を中断せずに情報を確認可能だ。このあたりは,二つの画面を持つNDSの特性をうまく利用しているといえるだろう。


殺人倶楽部DSの見どころはココ!


 本作の見どころ
引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

2011年2月19日土曜日

「夢世界 -武林外伝-」は,基本料金無料のアイテム課金制






 シーアンドシーメディアは,MMORPG「夢世界 -武林外伝-」を,基本料金無料のアイテム課金制で運営すると正式に発表した。有料アイテムとしては,オシャレを楽しめるファッションアイテムや騎乗用ペットなどが用意される。
rmt Atlantica


 夢世界は,同社がサービス中のMMORPG「Perfect World -完美世界-」を作ったデベロッパ,北京完美時空網絡技術有限公司の2作目で,基本的なシステムをPerfect Worldから引き継ぎつつ,より親しみやすくした作品だ。詳細は,以前掲載したプレイレポートで確認してほしい。
Ragnarok rmt


 夢世界のオープンβテストは1月18日に開始されるが,この時点で有料アイテムの販売は行われない。とはいえ,キャラクターデータは正式サービスに引き継がれるので,キャラクターを育てつつ正式サービス開始のニュースを待とう。















ffxi rmt

引用元:新·天上碑(Tenjouhi) 情報局

2011年2月7日月曜日

「The Tower of AION」Episode 1.5の目玉PvPvEダンジョン






 エヌ?シー?ジャパンは本日(10月2日),サービス中のMMORPG「The Tower of AION」で10月13日に実施予定のアップデート「Episode 1.5 龍族の侵攻」で実装されるインスタンスダンジョン「激戦地 ドレドギオン」の最新ムービーを公開,4Gamerではそれを入手したのでお届けする。








「Episode 1.5 龍族の侵攻」特設サイト




 このインスタンスダンジョンは,天族と魔族が同時に入場し争いながら進むという,PvPとPvE要素が混在した,本アップデートの目玉の一つだ。最終ボスがいる艦長室までの侵攻経路は複雑に入り組んでおり,敵対陣営の侵攻を妨害したり,味方に有利になるようにしたりできるシステムがあることで,戦略まで楽しめる内容になっている。










 入場時間は毎日0:00?2:00/12:00?14:00/20:00?22:00の3回が予定されている。入場条件はレベル帯のみのようで,個人単位で入場申請が行える。もちろん,パーティでの参加も可能だ。











 ダンジョン内では,モンスターを倒したり,ドレドギオンのエネルギー源である「スルカナ」を破壊することでポイントを入手。敵対陣営のキャラクターに倒されると一定量のポイントを失い,反対に倒すと一定量のポイントを獲得できるというシステムになっている。

 ボスを倒すか,最大1時間に設定されているダンジョン維持時間がなくなった時点で,個人のポイントを合算し総合ポイントが多かった陣営の勝利となる。











 報酬は,ダンジョンが終了するまでに獲得したポイントからアビスポイントが支給されるほか,勝利した陣営にはボーナスポイントが加算される。そのほか,一定の確率で出現するボスモンスターから,高性能な武器が入手できるとのことだ。











■激戦地 ドレドギオン



【概要】

天族と魔族が同時に入場し、争いながら進むPvPvE 型ダンジョンです。最終ボスがいる艦長室までの侵攻経路は非常に複雑多様であり、敵対陣営の侵攻を妨害したり、味方の陣営を有利にするさまざまなシステムがあるなど、戦略的なプレイを楽しむことができます。



【入場可能時間】

毎日午前0 時?午前2 時/正午?午後2 時/午後8 時?午後10 時(実際時間基準)



【入場申請方法】

入場可能な時間になると、システムメッセージと共に、入場可能なレベル帯のキャラクター全員の画面右側に「入場申請」ボタンが出現します。



【入場申請の種類】

個人申請:個人単位で最初からダンジョンに参加

クイック申請:進行の有無に関わらずすぐに参加

グループ申請:パーティメンバーと一緒にダンジョンに参加



【ポイント獲得について】

インスタンス ダンジョン内のモンスターを倒すか、ドレドギオンのエネルギー源である「スルカナ」を破壊するとポイントを獲得することができます。また、敵対陣営のキャラクターに倒されると一定量のポイントを失い、倒すと一定量のポイントを獲得できます。最終ボスである艦長を倒すか、1 時間が経過するとダンジョンは終了です。この時、個人のポイントを合算した総合ポイントをより多く獲得した陣営側が勝利となります。



【報酬】

ダンジョン終了までに獲得したポイントにより、アビスポイントが支給されます。勝利を得た陣営にはボーナスとして、さらに多くのアビスポイントが加算されます。アビスポイント以外にも、一定の確率で出現する特定のボス モンスターを倒すと、高性能のアイテムが手に入ります。






「Episode 1.5 龍族の侵攻」特設サイト





「タワー オブ アイオン」公式サイト



引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト